【本日の見通し】ドル円は158円台を中心に方向性を探る展開
【本日の見通し】ドル円は158円台を中心に方向性を探る展開
昨日の市場で注目された米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなり、一時ドル高となった。ドル円は158.95円まで上値を伸ばした。ただ、日米通貨当局による円安けん制への警戒感もあって159円手前の売りを崩せず、その後失速。発表前の水準を割り込み、158.05円まで売りが出る場面も見られた。米CPIの伸びを受けて、次回FOMCでの利上げ期待は発表前の20%前後から一時50%程度まで急上昇したものの、足元では33%程度まで落ち着いている。据え置きが多数派である状況に変わりはなく、行き過ぎたドル買いに対する警戒感が意識された。
今日は米生産者物価指数(PPI)と小売売上高の発表が予定されている。PPIなども予想を上回ってくると、利上げ期待が再び強まる可能性がある。ドル円は158円台を中心にしっかりした動きを取り戻し、159円トライの機会をうかがう展開が見込まれる。
ユーロドルは1.1200ドルを挟んでの推移から、米CPIを受けて1.1113ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。もっともドル高の行き過ぎへの警戒感もあり、その後は1.11ドル台後半へ反発。この後は今晩の米指標をにらみつつ、1.11ドル台後半から1.12ドル台前半を中心とした推移となりそう。
ポンドドルも米CPIを受けてロンドン市場での1.3270ドル台から1.3130ドル台まで下落後、1.3200ドル台を回復。この後は1.3200ドル前後でのもみ合いが見込まれる。
ユーロ円はドル円の下げの勢いが勝り、177.40円前後から176円台後半へ急落。その後、対ドルでのユーロ安もあって176.30円台を付けた。反発も鈍く、リスク警戒感から上値の重い展開が続く。ポンド円は210.30円台から208.37円まで下落し、その後は208円台での推移となった。クロス円は全般に上値の重い展開が続く可能性が高く、下方向へのリスクを意識した展開が見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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