ドル円はドル高一服、介入警戒感や原油反落が重石に=東京為替概況
ドル円はドル高一服、介入警戒感や原油反落が重石に=東京為替概況
昨日の海外市場では、中東情勢の緊迫化に伴う原油高を背景にドル買いが先行し、ドル円は158.75円まで上昇した。今朝の東京市場も158.69円を付けるなど、ドル高圏でスタートしたが、その後は円買いが優勢となった。株安によるリスク警戒の円買いが上値を抑えたほか、日米通貨当局による円安牽制から159円手前でのドル買いに慎重姿勢が見られ、ポジション調整のドル売り・円買いを誘発した。また、昨日94ドル台まで上昇したNY原油先物が92ドル台前半へ反落したことも、ドル高一服の要因となった。
こうした流れを受け、ドル円は昼にかけて158.19円まで下落。その後は小幅に反発したものの、158.30円台にとどまるなど戻りは限定的となっている。
ユーロドルは、昨日のドル全面高を受けて1.1153ドルまで下落。今朝方も1.1150ドル台の安値圏で推移したが、同水準を割り込まずに底堅さを見せると、その後は利益確定の買いなどが入り反発し、午後には1.1181ドルまで持ち直した。ポンドドルも同様の動きとなり、昨日の1.3200ドル台への下落から今朝は安値圏でのもみ合いとなったものの、1.32ドルのサポートを維持して反発。午後には1.3229ドルまで買い戻されている。
クロス円も総じて上値が重い。ユーロ円は朝方のドル円の下落に連れ安となり、177.00円付近から一時176.70円まで下落した。午前中に176.90円台まで反発したものの、午後にかけては方向感を欠くもみ合いに終始している。ポンド円はユーロ円以上に上値が重く、朝方の209.50円付近での推移から209.20円前後まで下落した後、209円台前半の狭いレンジでのもみ合いが続いている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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