ドル売り先行も一服、ドル円は一時157円台後半へ=ロンドン為替概況
ドル売り先行も一服、ドル円は一時157円台後半へ=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル売り先行で始まったが、次第に一服してきている。ドル売りの背景としては、原油相場の反落、米債利回りの低下とともに明日の米CPI発表を控えた調整の面も指摘される。ユーロドルは東京市場からの上昇の流れを受けて、ロンドン序盤には1.12一歩手前まで買われた。ただ、足元では1.11台後半で上昇一服。ポンドドルはじり高の動きが継続し、足元では1.32台前半から半ばをうかがう動き。そのなかで、ドル円は神経質な上下動を伴う動きがみられている。ロンドン序盤に158円ちょうど付近へと軟化するタイミングで「日銀は今月会合で利上げ見送る公算大、12月の可能性排除せず-関係者」と報じられた。これを受けてまず円売りに反応し、158円台前半に反発、その後再び下落して157円台後半へと安値を広げた。足元では158円台を回復して下げ一服。ドル指数は前日の上昇を戻しており、全般的には調整売りの面が強いようだ。クロス円はドル円の上下動とともに振幅し、ユーロ円は176円台半ば、ポンド円は209円台割れまで下落する場面があったが、その後は買い戻されている。
ドル円は158円台前半での取引。この日は軟調な流れとなっている。東京早朝の158.69付近を高値に上値重く推移し、ロンドン序盤には158円割れを試す動きとなった。そのタイミングで「日銀は今月会合で利上げ見送る公算大、12月の可能性排除せず-関係者」と報じられると、円売り反応が広がり158.37付近まで反発。しかし、すぐに売りが強まり安値を157.83付近に更新した。波乱の展開は次第に落ち着き、足元では158円台前半へと下げ渋っている。
ユーロドルは1.11台後半での取引。全般にドル売りが優勢となるなかで、東京早朝の1.1154付近を安値に買われ、ロンドン序盤にかけて高値を1.1196付近に更新した。しかし、1.12台には届かず1.1180台へと押し戻されている。ユーロ円はロンドン序盤に177.10付近まで買われたあと、一気に176.49付近まで安値を広げた。その後は176.90付近まで買い戻されている。対ポンドではユーロ買い先行も、足元では押し戻されており方向感に欠ける動き。ドル安の流れがメインで、原油相場反落や米債利回り低下に反応している。
ポンドドルは1.32台前半での取引。東京早朝の1.3205付近を安値に買われ、足元では高値を1.3240台へと伸ばしてきている。ほぼ一方通行の値動きとなっている。ポンド円は東京早朝の209.63付近を高値として上値重く推移したあと、ロンドン序盤には209.50台まで再び買われたあとに、一気に安値を208.90付近に更新した。その後は再び209円台半ばへと買い戻されている。ユーロ円とともに日銀関連報道に円相場が振り回された。ユーロポンドは0.8442から0.8458までのレンジで上に往って来い。足元では前日NY終値付近に戻している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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