ルーメンが続落 S&Pが「クレジットウォッチ・ネガティブ」に引き下げ=米国株個別
(NY時間15:52)
ルーメン<LUMN> 0.92(-0.07 -6.64%)
本日の米株式市場はほぼ全面高となる中で、通信機器のルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が続落。同社は経営再建中だが、前日は決算を受けて売りが強まっていた。まちまちな内容ではあったが、同社が内部資金を使って持続不可能な設備投資を行っている可能性も指摘されている。また、債権団と新たな長期債の発行を通じて12億ドルの支援で合意した
ただ、市場は冴えない反応を示している。債務再編の合意はプレッシャーを和らげるかもしれないが、それに伴う設備投資削減は、コスト削減にはなるが、同社の将来の収益成長も損なうとの懸念も示されている。
また、本日はS&Pが同社の格付け見通しを格下げの可能性がある「クレジットウォッチ・ネガティブ」に引き下げていた。
【企業概要】
世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信関連の製品とサービスを提供する。VPNデータネットワークやイーサネットなどのIP・データサービス、クラウドやアプリケーション管理ソリューション、ローカル・長距離音声サービス、IT・マネージドサービスの他、個人向けにブロードバンド・音声サービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。