ドル円は149円台半ばで動意に欠ける展開が続く=東京為替概況
ドル円は149円台半ばで動意に欠ける展開が続く=東京為替概況
ドル円は昨日に続いて動意に欠ける展開となった。先週末に強まった中東情勢緊迫化を受けたリスク警戒の動きは、事態の膠着を受けてやや後退し、株高ドル安円安が昨日海外市場で広がった。今日も東京、アジアの株式市場が堅調な動きとなり、日経平均は300円以上上昇している。
もっとも昨日海外市場から目立った状況の変化がなく、ドル円はどちらにも動きにくい展開。朝からのレンジは149円48銭から149円64銭と16銭に留まった。
昨日はリスク警戒後退でのドル安にしっかりとなったユーロドルは、この時間帯目立った動意を見せず、1.0544-1.0562とこちらも狭いレンジでの動きに留まった。
6時45分に発表された第3四半期消費者物価指数が前年比+5.6%と市場予想の+5.9%、前期の+6.0%を下回る伸びに留まったことで、0.5920ドル台から一時0.5900割れを付けたNZドルドルは、その後少し戻すも0.5914ドルまでにとどまり、午後に入って再び0.5900割れを付けるなど、やや軟調地合い。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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