中東情勢の不透明感根強く、ポンドドルは苦戦か 今週は材料目白押し=NY為替
きょうの為替市場はドル買いが一服する中で、ポンドドルは買い戻しが出ており、1.22ドルちょうど付近まで上昇している。本日の21日線が1.2220ドル付近に来ており、その水準まで戻せるか目先は注目される。ただ、きょうは株高もあり、警戒感は一服しているものの、中東情勢を巡る緊張は続いており、ポンドドルは上値に慎重な雰囲気が続いている。
今週はポンド関連のイベントが目白押しで、明日火曜日と水曜日にそれぞれ発表される英賃金上昇率と英消費者物価指数(CPI)のデータは注目となる。上方サプライズがあれば、ポンドは特に対ユーロで買いが強まる可能性も指摘されているようだ。
なお、英国家統計局はILO失業率や失業保険申請件数は10月24日(火)に発表を延期すると発表。一部家計調査の回答率低下により、指標作成を複雑にしていることが理由としている。
GBP/USD 1.2200 GBP/JPY 182.48 EUR/GBP 0.8645
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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