アジア株 香港株は大幅反落 恒大集団が20%超急落、債務再編計画を断念 不動産販売予想以上に悪化で
アジア株 香港株は大幅反落 恒大集団が20%超急落、債務再編計画を断念 不動産販売予想以上に悪化で
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 17828.68(-228.77 -1.32%)
中国上海総合指数 3120.00(-12.44 -0.40%)
台湾加権指数 16431.98(+87.50 +0.54%)
韓国総合株価指数 2492.37(-15.76 -0.63%)
豪ASX200指数 7040.00(-28.84 -0.41%)
アジア株は台湾を除いて下落、中国不動産危機が再燃。米金融引き締め長期化懸念も重石。
香港株と上海株は反落。中国政府による消費拡大策や今週末からの中国大型連休中の消費活発化期待、米金融機関の中国株に対するポジティブなレポートなどを受け、先週末は大幅上昇した。週明けは利益確定の動きと不動産危機懸念から売り優勢で始まった。
中国不動産会社の恒大集団は不動産販売が予想以上に悪化したとして、新規に債券を発行する資格を満たせないと明かした。同社の債務再編計画断念が嫌気されており、不動産株が軒並み下落している。
香港市場では不動産会社のCG SERVICESが3.3%安、龍湖集団は3.1%安、九龍倉置業地産投資は2.6%安、中国海外発展と華潤置地は1.8%安。恒大集団は20%超下落、今月6日以来の安値をつけている。
そのほか、JDドットコムや美団、テンセントホールディングス、バイドゥなどハイテク関連もの機内下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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