【これからの見通し】米FOMCでドルが買われる、きょうは英中銀政策金利の発表
【これからの見通し】米FOMCでドルが買われる、きょうは英中銀政策金利の発表
昨日の米FOMCを受けてドルが買われている。政策金利は市場の予想通り据え置きとなったが、メンバーの金利見通しでは年内あと1回の利上げが示されたほか、来年末の金利水準も上方にシフトしていた。パウエル議長会見でも、タカ派姿勢が示された。市場での早期利下げ開始期待の芽が摘まれた格好。
ドル円は147円台半ばまで下げていたが、再び148円台乗せ。ユーロドルは1.07台から1.06台へ、ポンドドルは1.24台から1.23台へと下落している。株式市場は売りが広がり、リスク回避的な円買い圧力もみられた。ドル円が高止まりしている一方で、クロス円は下押しされている。
そのようななかで、きょうは英金融政策委員会(MPC)の結果発表が控えている。エコノミスト予想は25bp利上げが優勢。一方で、前日の英消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまったことを受けて、短期金融市場では利上げと据え置きの織り込みが五分五分になっている。今回の会合では四半期インフレ見通しやベイリー総裁会見などは予定されていない。各メンバーの票割れが注目されそうだ。前回8月2日会合では、2名(ハスケル、マン委員)が50bp利上げ、1名が据え置き(ディングラ委員)、6名が25bp利上げを主張していた。
この後の海外市場で発表される経済指標は、英中銀以外でも政策金利発表が相次ぐ。スイス中銀、トルコ中銀などメジャーどころは利上げ予想となっている。その他にも、フィリピン中銀、台湾中銀、インドネシア中銀、スウェーデン中銀、ノルウェー中銀、南ア中銀などの政策金利発表が予定されている。
政策金利発表のほかには、米経済指標発表が集中している。米経常収支(2023年 第2四半期)、米新規失業保険申請件数(09/10 - 09/16)、米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)、米中古住宅販売件数(8月)米景気先行指数(8月)など。その他は、ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(9月)が発表される。
発言イベント関連では、英中銀政策金利発表後の議事録が注目されるほか、シュナーベルECB理事が経済関連の会議に出席する。米10年物インフレ指数連動債(TIPS)(150億ドル)入札が実施される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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