アジア株 総じて下落、上海株は続落
東京時間17:57現在
香港ハンセン指数 18009.22(-16.67 -0.09%)
中国上海総合指数 3123.07(-13.99 -0.45%)
台湾加権指数 16581.51(+8.80 +0.05%)
韓国総合株価指数 2534.70(-1.88 -0.07%)
豪ASX200指数 7153.91(-52.94 -0.73%)
インドSENSEX30種 67483.81(+262.68 +0.39%)
13日のアジア株は総じて下落。前日の米国株の下落や中国景気の先行き不透明感が圧迫要因となった。中国当局は不動産関連の支援策を打ち出してきたものの、すでに息切れ感が出ており、株価浮揚効果は限定的となっている。また、15日には中国8月の鉱工業生産、小売売上高、新築住宅販売価格などの統計が発表される。これらの指標が悪化するとの警戒感も上値を抑える要因となったもよう。
上海総合指数は続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、保険大手の中国平安保険、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続落。光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)が買われる一方で、医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が売られた。
豪ASX200指数は反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、物流サービスのブランブルズ、医薬品メーカーのCSLが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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