アジア株 上海株は0.7%安と反落、昨日の上昇は政府系ファンドの買いとの声も 碧桂園控股は最安値
アジア株 上海株は0.7%安と反落、昨日の上昇は政府系ファンドの買いとの声も 碧桂園控股は最安値
東京時間11:16現在
香港ハンセン指数 17793.62(+2.61 +0.01%)
中国上海総合指数 3098.62(-21.71 -0.70%)
台湾加権指数 16520.31(+82.70 +0.50%)
韓国総合株価指数 2505.30(-10.44 -0.41%)
豪ASX200指数 7168.70(+47.09 +0.66%)
アジア株は高安まちまち。
上海株は反落、きのうは政府系ファンドの買いが入ったため上昇したとの声が聞かれる。中国景気減速を懸念した売りが再開。不動産不況にデフレ、輸出低迷に人民元安、高水準の若者の失業率と懸念材料しかない。消費者マインドが低下し続けており個人消費の鈍化が不安視されている。
香港株は前営業日終値を挟んで推移。中国海外発展や龍湖集団、CG SERVICESなど不動産株が下落。碧桂園控股は4.0%安、0.70香港ドルまで下げており上場来安値をつけている。李寧や海底撈国際控股lなどアパレルや外食チェーン関連の一角も下落している。
衣料品メーカーの安踏体育用品は7.8%高。きのうは個人消費の鈍化懸念から下落していたが、上期の純利益が前年同期比で32%増加したと発表したことが好感され急反発している。ノムラは同社の株価目標を引き上げた。
上海市場ではハイテクや消費者サービス、資本財、不動産、生活必需品など幅広い銘柄が下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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