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日銀は現行の緩和策の維持を決める公算が大きい=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は上げ幅を拡大しており、140.30円近辺まで上昇している。この日の米消費者物価指数(CPI)を受けて、明日のFOMCでの利上げ一時停止を確実視している。ただ、追加利上げの可能性が無くなったわけではなく、FRBは7月利上げを示唆してくると見られ、タカ派姿勢は維持されるとみられている。

 今週は日銀も決定会合を開催する。しかし、イールドカーブコントロール(YCC)を軸とした現行の緩和政策の維持を決める公算が大きいと見られている。むしろ、7月の方が注目度が高いとは思われるが、今回に注目する市場関係者もある程度はいることから、据え置かれた場合は多少円売りで反応する可能性もあるという。

 日本国債の機能が改善し、賃金の伸びもまだ軟調なことから、日銀が政策を変更するインセンティブはない。さらに岸田首相が解散総選挙の憶測があることから、日銀は金融政策の変更には消極的かもしれないとも述べている。

 岸田首相はきょうの会見で、21日に会期末を迎える今国会中の衆院解散の可能性について問われ、「会期末間近になっていろんな動きがあることは見込まれる。情勢をよく見極めたい」と述べていた。

 日銀は今後の会合でYCCの対象となる債券の期間を現在の10年物から2年物に変更すると予想。対象期間の短縮により、日銀の操作によってイールドカーブに歪みが生じ難くなる。

 最終的に日銀がYCCを撤廃するのは金融政策の包括的見直しが完了するころと見ており、現在のインフレ見通しからは今後2、3年の間に政策金利が変更される見込みはほとんどないという。

USD/JPY 140.25 EUR/JPY 151.32
GBP/JPY 176.76 AUD/JPY 94.89

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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