ユーロドルはさらに下落しやすいとの見方も=NY為替
きょうも為替市場はドル買いが強まる中、ユーロドルは下値模索が続いており、1.07ドルちょうど付近まで下げ幅を拡大している。ユーロは5月4日のECB理事会以来、対ドルで下落傾向にあり、さらなる下落の可能性もあるとの指摘が出ている。
短期のフェアバリューモデルでは、現行水準が適正とされているが、ポジショニングのデータからは、幅広い投機家が2020年10月以来最もユーロドルのロングを抱えていることが示されているという。そのため、ここからロングが拡大する可能性は低く、むしろ、ロングの縮小が更なる下落要因に追加されることを予想すべきだとも述べた。
EUR/USD 1.0708 EUR/JPY 150.52 EUR/GBP 0.8684
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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