反落、ノバク副首相は追加減産に否定的=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=71.83(-2.51 -3.38%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は2.51~2.36ドル安。その他の限月は2.26~0.92ドル安。
来週末の石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控えて、ロシアのノバク副首相が合意を大幅に修正する可能性は低いとし、需給バランスの維持を目指すと述べたことが相場を圧迫した。今週はサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が売り方に警告を発しており、追加減産がありうるとの見方が浮上していたが、ノバク副首相が原油価格を押し上げる責務はないとの認識を示した格好。
時間外取引から7月限は軟調。通常取引開始後は70.98ドルまで一段安となった。ただ、安値からはやや切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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