ドキシミティが決算受け下落 4-6月期の売上高見通しが予想下回る=米国株個別
ヘルスケアのソフトウエアを手掛けるドキシミティ<DOCS>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表しており、第1四半期の売上高およびEBITDAの見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。新サービスの立ち上げの遅れが要因と説明した。
今回の見通しを受けてアナリストは同社の業績拡大に大きなプレッシャーになると指摘。「売上高減少見通しのネガティブ・サプライズにより、マクロ環境への懸念が高まる中、年内への圧力が強まる」と述べた。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.17ドル)
・売上高:1.11億ドル(予想:1.10億ドル)
・EBITDA(調整後):4890万ドル(予想:4570万億ドル)
(4-6月・第1四半期見通し)
・売上高:1.06~1.07億ドル(予想:1.12億ドル)
・EBITDA(調整後):3900~4000万ドル(予想:4500万ドル)
(通期見通し)
・売上高:5.00~5.06億ドル(従来:5億ドル以上)(予想:5.02億ドル)
・EBITDA(調整後):2.15~2.22億ドル(予想:2.16億ドル)
(NY時間09:53)
ドキシミティ<DOCS> 31.07(-2.80 -8.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。