ダウ平均は引けにかけて下げ幅縮める=米国株概況
ダウ平均は引けにかけて下げ幅縮める=米国株概況
きょうのNY株式市場でダウ平均は引けにかけて下げ幅を縮めたものの、わずかながら5日続落となった。小幅反発して始まった後、マイナス圏に転じ、一時は200ドル近い下げとなったが、週末を前に買い戻しが入った。
ダウ平均は30種中11銘柄がプラス圏、19銘柄がマイナス圏。米地銀問題の影響もありJPモルガンの下げが目立ったほか、ナイキなども売られた。IBMやP&Gなどがしっかり。
GAFAなど新興ハイテクは、テスラの売りが目立ったほか、AMDやアマゾンの下げが見られた。
その他銘柄では、FDA諮問委員会で急性アレルギー反応の治療点鼻薬の評価が良かったARS制約が77%高と大きく上昇。投資銀行の判断引き上げが見られたMESA航空は5%超の上昇。
米地銀は、木曜日に預金流出懸念で大きく下げたパックウェスト・バンコープが朝方プラス圏推移となるなど、懸念後退が期待されたが、その後同行株がマイナスに転じ、3%弱で引けるなどさえない動きとなった。ザイオン、ファーストホライゾンも1%超の下げとなっている。
ナイキ<NKE> 120.21(-2.01 -1.64%)
P&G<PG> 155.96(+1.57 +1.02%)
JPモルガン<JPM> 134.10(-1.95 -1.43%)
IBM<IBM> 122.84(+1.94 +1.60%)
アマゾン<AMZN> 110.26(-1.92 -1.71%)
テスラ<TSLA> 167.98(-4.10 -2.38%)
AMD<AMD> 95.26(-1.84 -1.89%)
ARS Pharmaceuticals Inc<spry> 8.04(+3.52 +77.88%)
Mesa Air Group Inc<mesa> 1.50(+0.08 +5.63%)
ZBナショナル・アソシエーション<zion> 22.43(-0.25 -1.10%)
パックウェスト・バンコープ<PACW> 4.55(-0.14 -2.99%)
ファースト・ホライゾン<FHN> 9.67(-0.10 -1.02%)
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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