ユーロ円は本日も大幅安 21日線を下回る場面も ECBが通常の利上げ幅に戻したことは理に適う=NY為替
ユーロ円は本日も大幅安となっており、高値から200ポイント近く下落し、21日線を下回る場面も見られた。米地銀問題が再び流動化しており、米銀システムへの懸念が再燃する中、為替市場はリスク回避の円高が強まっている。4月以降、絶好調だったユーロ円もさすがに利益確定売りを強めている格好。
ECBは本日の理事会で0.25%ポイントに幅を縮小して利上げを実施した。ラガルド総裁は会見で追加利上げの可能性を強調しており、市場も6月の0.25%ポイントの利上げを確実視している。ただ、7月についてはまだ未知数といったところようだ。
市場からは、ECBが通常の利上げ幅に戻したことは理に適っているとの指摘が出ている。コアインフレは高水準とはいえ、安定化の兆しを見せているだけでなく、金融情勢の劇的な引き締めとマネーの伸びが、年後半の大幅な景気減速を示唆しているという。
とはいえ、ECBは総合インフレから賃金上昇への転嫁を懸念しており、利上げを一時停止する可能性が高いFRBとは異なり、夏にはさらに利上げを行う可能性があるとも述べている。
EUR/JPY 147.74 USD/JPY 134.12 EUR/USD 1.1015
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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