ECBは通常利上げにレベルシフト 6月利上げは有力視も7月は未知数との見方も=NY為替
きょうのユーロドルはNY時間に入って戻り売りが優勢となり、一時1.09ドル台に下落する場面が見られたものの、1.10ドル台に戻している。1.10ドルを割り込むとファンド勢の買いも観測されているようだ。
きょうはECB理事会が開催され、予想通りに0.25%ポイントの利上げを実施した。一部のタカ派な理事から0.50%ポイント利上げの主張もあったようだが、最終的にほぼ全会一致で決まったようだ。しかし、ECBはFRBと違い、追加利上げの可能性を強調した。ラガルド総裁は会見で利上げを止めるつもりはないとの認識を強調。
また、タカ派理事への譲歩なのか、ECBは資産購入プログラム(APP)で購入した債券の満期償還の再投資を7月に停止する方針も示した。ECBは3月以降、月150億ユーロ程度のペースで保有債券を減らしてきたが、ラガルド総裁によると、停止は月250億ユーロに相当するという。
今回の理事会を受けてエコノミストからは、6月の利上げは有力視されるものの、7月はなお未知数との見方が出ている。今回の0.25%ポイントへのレベルシフトは、ECBの政策見通しにおける重要な転換を示唆しているという。インフレ指標が許容すれば、6月で利上げサイクルが終了する可能性もあるとしている。
EUR/USD 1.1024 EUR/JPY 147.36 EUR/GBP 0.8756
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





