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米FOMC控えてドル売りに押される、ドル円129円台後半=ロンドン為替概況 

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米FOMC控えてドル売りに押される、ドル円129円台後半=ロンドン為替概況 

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。米債利回りの低下、米株先物の軟調な動きなどを受けてドル安とともに円高の動きとなっている。ドル円は東京市場では買われ、ロンドン朝方には130.41近辺に高値を伸ばした。しかし、米10年債利回りが3.51%付近から3.46%台に低下する動きや米株先物が前日高の調整に軟調なことなどで売りに転じている。130円台割れから129.70台まで下押しされている。ユーロドルはドル売り圧力でじり高となり、1.08台後半で高値を1.09手前へと伸ばしている。ポンドドルは1.23台前半での揉み合いと方向性に欠ける動き。クロス円はドル円と同様に下落に転じており、ユーロ円は141円台後半から141円台前半へ、ポンド円は160円台後半から一時160円台割れへと軟化している。米FOMCを控えて大きな水準変化はみられていないが、ドル売りに押されている。ユーロ圏消費者物価速報は前年比+8.5%と前回の+9.2から%から伸びが大幅鈍化した。一方、コア前年比は+5.2%と前回から引き続い過去最高水準にとどまった。ユーロ圏失業率は6.6%の低水準を維持した。

 ドル円は129円台後半での取引。東京市場では129円台後半から130円台前半へと買われ、ロンドン朝方には高値を130.41近辺に伸ばした。しかし、ロンドン勢の本格参加とともに流れが反転、再び130円台を割り込むと安値を129.72近辺まで広げている。米債利回り低下や米株先物の反落が重石となっている。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。東京市場午後から引き続きじり高の値動きとなっている。足元では高値を1.0897近辺に伸ばしている。米債利回り低下がドル売り圧力となっている。一連のユーロ圏指標では1月消費者物価速報が前年比+8.5%と前回の9.2%から伸びが鈍化したが、目立ったユーロ売り反応はみられず。コア前年比が+5.2%と前回から引き続き最高水準にとどまっていた。ユーロ円は東京市場から上に往って来い。141.83近辺まで買われたあと、141.20台まで反落した。対ポンドではユーロがじり高となっている。

 ポンドドルは1.23台前半での取引。1.23台前半での揉み合いが続いている。東京市場からのレンジは1.2304から1.2334と狭い値動き。ポンド円は上に往って来い。ロンドン時間に入ると160.67近辺を高値に160円ちょうど付近まで反落している。ユーロポンドは0.8820付近から0.8840付近へと水準を上げている。1月英ネーションワイド住宅価格は前月比-0.6%と落ち込んだ。全国的に住宅市場が勢い取り戻すこと当面難しいとの認識が示されていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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