ドル売りに反応、雇用増に失業率低下も賃金上昇の鈍化に反応 ドル円１３３円台へ＝ＮＹ為替

ドル売りに反応、雇用増に失業率低下も賃金上昇の鈍化に反応　ドル円１３３円台へ＝ＮＹ為替

　１２月米雇用統計が発表された。雇用者数は２２．３万人増と市場予想２０万人程度をやや上回った。一方、前回値は２６．３万人から２５．６万人へと下方修正された。失業率は３．５％と予想外の低下だった。労働参加率は６２．３％に上昇。比較的良好な結果となっている。しかし、市場はドル売りに反応している。平均時給が前年比＋４．６％、前月比＋０．３％といずれも前回や市場予想を下回ったことを重視したようだ。米１０年債利回りは３．７５％付近から一時３．６９％台まで低下。ドル円は134.50付近から133.70近辺まで下押しされている。

USD/JPY　133.78　EUR/USD　1.0519　EUR/JPY　140.68