アジア株 香港株は前日比変わらず 不動産株は上昇、中国副首相が追加支援策を検討 米株安と中国感染拡大懸念は重石
アジア株 香港株は前日比変わらず 不動産株は上昇、中国副首相が追加支援策を検討 米株安と中国感染拡大懸念は重石
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 19351.48(-17.11 -0.09%)
中国上海総合指数 3160.67(-7.98 -0.25%)
台湾加権指数 14524.54(-209.59 -1.42%)
韓国総合株価指数 2349.36(-11.61 -0.49%)
豪ASX200指数 7154.90(-49.88 -0.69%)
インドSENSEX30種 61556.99(-242.04 -0.39%)
アジア株は全面安、前日の米株大幅安を嫌気した売りが続いている。また、中国の感染拡大に対する懸念も一段と高まっている。
中国ではコロナ規制緩和とともに感染が急増しており、政府内でも感染が広がっている。24日に予定していた日本との環境フォーラムを、中国側主催の職員の半数以上がコロナ陽性者、もしくは濃厚接触者となったため延期したと共同が報じている。先日は、15日の中央経済工作会議を北京市での感染急増を受け延期にすると報じられたが、その後、予定通りに15日に開催するとの報道が伝わるなど、コロナを巡り中国政府内でも混乱が広まっているもよう。
香港株は前営業日終値を挟んで推移。米株安を受け序盤に1%近く下落したが、その後急反発、一時1%上昇するなど乱高下した。ハイテクや金融、消費者サービス関連が下落している。
一方、不動産株は総じて上昇。中国副首相が、不動市場を改善し、信頼を高めるため新たな支援策を検討しているとの報道が材料視されている。不動産開発会社のCG SERVICESは5.2%高、龍湖集団は3.8%高、碧桂園控股は3.7%高、華潤置地は2.9%高、中国海外発展は2.4%高、九龍倉置業地産投資は1.8%高、新世界発展は1.4%高。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。