テイクツーが決算受け大幅安 ジンガが株価の重しとの指摘も=米国株個別
ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ<TTWO>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高およびブッキングとも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期見通しを下方修正している。人気のバスケットボール・ゲームとモバイルのジンガの買収だけでは業界全体の消費減速を相殺するには不十分だった。
同社は声明で「通期のブッキングは55億ドルになる」と述べた。従来は59億ドルと予想していた。同社のゼルニックCEOは「見通しは、生産シフト、ドル高およびマクロ環境、特にモバイル分野に対するより慎重な見方によって影響を受けた」と述べている。パンデミック時にブームとなったゲーム業界は今年、マクロ環境の悪化と大ヒット作の不足のため低迷している。
アナリストは「モバイルゲームが底を打ったと投資家が確信するまで、ジンガは株価の重しになりそうだ」と述べる一方、「ジンガの状態が引き続き注目されるが、パイプラインは強力なことから、今後2-3年の間にブッキングの大幅な伸びをもたらすはずだ」とも述べている。
(7-9月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.30ドル(予想:1.38ドル)
・売上高:13.9億ドル(予想:15.5億ドル)
・ブッキング:15億ドル(予想:15.5億ドル)
(10-12月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.79~0.89ドル(予想:1.41ドル)
・ブッキング:14.1~14.6億ドル(予想:16.9億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.85~4.10ドル(予想:4.60~4.85)(予想:4.82ドル)
・ブッキング:54~55億ドル(従来:58~59億ドル)(予想:59億ドル)
(NY時間10:04)
テイクツー・インタラクティブ<TTWO> 96.97(-11.44 -10.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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