アジア株 香港株はマイナス圏に転落、今年の中国成長率見通しが30年ぶりに他のアジア諸国を下回る見通し

アジア株　香港株はマイナス圏に転落、今年の中国成長率見通しが30年ぶりに他のアジア諸国を下回る見通し

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数　　 17668.20（-186.94　-1.05%）
中国上海総合指数　 3059.21（+7.99　+0.26%）
台湾加権指数　　　　 13826.62（+48.43　+0.35%）
韓国総合株価指数　 2206.91（-14.03　-0.63%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6486.10（+16.69　+0.26%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 57224.73（+79.51　+0.14%）

アジア株はまちまち。世界的な景気減速懸念が高まっている一方、下値では値ごろ感による買い戻しも見られ、台湾や豪州などは上昇している。

香港株はマイナス圏に転落、約11年ぶり安値をつけている。中国の景気鈍化懸念が高まっているもよう。世銀は中国での長引く「ゼロコロナ政策」と不動産不況を受け、2022年度の中国の成長率見通しを6月時点の4.3%から2.8%に大きく引き下げた。世界2位の経済大国である中国が1990年以降で初めて、ほかのアジア諸国の成長率を下回ることになる。不動産や銀行、ハイテク、医療品、エネルギーなど幅広い銘柄が下落している。午前中、上昇していたカジノ運営会社のサンズチャイナとギャラクシーエンターテイメントも下げに転じている。