エアビーアンドビーが決算受け下落 伸びは鎮静化するとの見方示す=米国株個別
民泊のエアビーアンドビー<ABNB>が前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。
ただ、株価は冴えない反応。同社はパンデミック規制の解除で旅行需要は盛り上がっているものの、その伸びは鎮静化するとの見方を示し、第3四半期の宿泊と体験の予約は第2四半期の伸びと同水準を見込んだことが嫌気されている。
一方、長期的な成長と収益性には自信を持っているようで、20億ドルの自社株買いプログラムを発表している。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.56ドル(予想:0.51ドル)
・売上高:21.0億ドル(予想:21.0億ドル)
・グロスブッキング:169.8億ドル(予想:169.2億ドル)
・EBITDA(調整後):7.11億ドル(予想:5.92億ドル)
・FCF:7.95億ドル(予想:4.70億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:27.8~28.8億ドル(予想:27.8億ドル)
(NY時間10:21)
エアビーアンドビー<ABNB> 110.70(-5.64 -4.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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