アジア株上昇、ASML決算好感した買い続く 韓国と台湾は最高値 ベッセント氏発言に安堵も
アジア株上昇、ASML決算好感した買い続く 韓国と台湾は最高値 ベッセント氏発言に安堵も
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 25953.05(+42.45 +0.16%)
中国上海総合指数 3923.13(+10.95 +0.30%)
台湾加権指数 27648.40(+372.69 +1.37%)
韓国総合株価指数 3710.39(+53.11 +1.45%)
豪ASX200指数 9090.10(+99.18 +1.10%)
アジア株は軒並み上昇、前日のASML決算を好感した買いが続いている。
オランダ半導体製造装置メーカーASMLの第3四半期の受注額が54億ユーロとBBG集計予想の49億ユーロを上回った。また、第4四半期の売上高を92億ユーロから98億ユーロと予想、2026年の売上高が2025年を下回るとは予想していないと発表した。アジア市場では半導体を中心にハイテク関連が総じて上昇。韓国株と台湾株は大幅続伸し史上最高値を更新。
米中対立は懸念されているものの、ベッセント氏の発言にやや安堵か。
ベッセント米財務長官は中国のレアアース輸出規制を「中国対世界」だと非難したが、中国に対し実質的な行動を取ることは望んでいないと述べ、中国がレアアース輸出規制計画を中止すれば中国への関税一時停止を3カ月以上延長する可能性があると述べた。
豪州株は史上最高値を更新、11月利下げ期待が復活。豪州9月の雇用統計は弱い内容だった。雇用者数は増加に転じるも予想に届かず。失業率は4.5%と予想以上に上昇、2021年11月以来およそ4年ぶり高水準となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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