ダウ平均は反発して始まる 中国の規制緩和でIT・ハイテク株が上げ主導=米国株序盤
NY株式6日(NY時間09:59)
ダウ平均 33117.11(+217.41 +0.65%)
ナスダック 12147.69(+134.96 +1.10%)
CME日経平均先物 28050(大証終比:+140 +0.50%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。中国政府による感染への規制緩和が材料視されている。北京市は規制をさらに緩和し、6日から市内の大部分で飲食店の店内飲食を解禁すると発表した。中国の規制が緩和されれば、サプライチェーンの圧力が和らぐのではとの期待も出ている。
また、中国当局が配車サービスのディディ・グローバル(滴滴)<DIDI>の調査を終え、週内にも同社の主要アプリをアプリストアに戻す準備をしていると報じられたことも、IT・ハイテク株中心に好感。
先週末は強い米雇用統計を受けて、FRBの積極利上げに伴うリセッション(景気後退)への懸念が強まり、米株式市場は売りが強まっていた。ただ、市場からは、FRBは景気後退に陥ることなく、積極的な利上げを実施できる可能性があるとの楽観的な見方も出ているようだ。
アマゾン<AMZN>が1対20の株式分割後の初の取引となっている。株価は一時126ドル台まで上昇しており、計算上の先週末終値122.35ドルを上回っている。
太陽光関連株が上昇。ホワイトハウスが太陽光パネルの国内生産を促進する大統領令を準備していると伝わった。バイデン政権は、本来は軍需物資調達のため民間企業に供給や増産を促す国防生産法を発動する方針。早ければ6日に発表される見通し。
ディディ(滴滴)<DIDI> 2.91(+1.06 +57.36%)
エンフェーズ<ENPH> 207.79(+11.45 +5.83%)
サンパワー<SPWR> 19.49(+1.11 +6.04%)
サンラン<RUN> 28.76(+1.98 +7.39%)
アレイ<ARRY> 13.35(+1.85 +16.07%)
アップル<AAPL> 147.41(+2.03 +1.40%)
マイクロソフト<MSFT> 272.25(+2.23 +0.83%)
アマゾン<AMZN> 125.84(+3.49 +2.85%)
アルファベットC<GOOG> 2362.00(+70.72 +3.09%)
テスラ<TSLA> 713.46(+9.91 +1.41%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 191.54(+0.76 +0.40%)
AMD<AMD> 107.85(+1.55 +1.46%)
エヌビディア<NVDA> 190.14(+2.94 +1.57%)
ツイッター<TWTR> 38.09(-2.07 -5.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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