アンバレラが決算受け下落 第2四半期の売上高見通しが予想下回る=米国株個別
高解像度映像の圧縮処理用半導体を製造するアンバレラ<AMBA>が下落。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。中国でのロックダウンが短期的な見通しが重石となっている模様。
ただ、アナリストは長期の肯定的な見方はまだ残っていると指摘。第2四半期が短期的な売上高の谷を示す可能性が高く、同社のコンピュータビジョン主導の技術的リーダーシップと成長に感銘を受け続けているという。その一方で、同社はマクロ環境の不確実性とバリュエーションの組み合わせに慎重になっているとも指摘した。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.37ドル)
・売上高:0.90億ドル(予想:0.90億ドル)
・粗利益率(調整後):63.8%(予想:63.5%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:0.78~0.82億ドル(予想:0.91億ドル)
・粗利益率(調整後):63~64%(予想:63%)
(NY時間13:09)
アンバレラ<AMBA> 82.73(-2.49 -2.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。