AMCが決算受け上昇 スパイダーマンで観客動員数回復=米国株個別
映画館運営のAMCエンターテインメント<AMC>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど拡大しなかったことや、売上高が予想を上回った。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」などの作品が呼び水となり観客動員数が回復した。入場料収入が予想を上回った。ただ、パンデミック前には程遠い。観客動員数は3908万人と前年の680万人から急増。米国、海外とも予想以上に伸びた。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.52ドル(予想:-0.62ドル)
・売上高:7.86億ドル(予想:7.70億ドル)
入場料:4.44億ドル(予想:3.95億ドル)
飲食:2.52億ドル(予想:2.45億ドル)
・EBITDA(調整後):-6170万ドル(予想:-7510万ドル)
・観客動員数:3908万人
米国:2579万人(予想:2740万人)
海外:1328万人(予想:1280万人)
・平均スクリーン数:10099
米国:7622(予想:7698)
海外:2477(予想:2593)
(NY時間10:35)
AMC<AMC> 12.95(+0.43 +3.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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