広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均はFOMC受け一時下げに転じるも戻す 結局、500ドル超上昇=米国株概況

株式 

NY株式16日(NY時間16:21)
ダウ平均   34063.10(+518.76 +1.55%)
S&P500    4357.86(+95.41 +2.24%)
ナスダック   13436.55(+487.93 +3.77%)
CME日経平均先物 26150(大証終比:+550 +2.11%)

 きょうのNY株式市場、午後にFOMCの結果が発表され、株式市場は上下動した。FRBは市場の予想通りに0.25%の利上げ開始を打ち出した。注目はFRBが今後の利上げについて積極的かどうかだったが、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、今年末の金利見通しの中央値が1.857%(1.75-2.00%)と、0.25%ずつであれば、年内の全ての会合での利上げを想定していることが明らかとなった。また、インフレ見通しを大幅に上方修正し、今年のPCEの見通しは12月の2.6%から4.3%に修正した。

 きょうのダウ平均は引き続き停戦協議への期待で大幅に続伸して始まり、ダウ平均は上昇。しかし、FOMCを受けて急速に戻り売りが強まり、一時マイナスに転じる場面も見られた。しかし、売り一巡後は買い戻しが再び強まり、FOMC後の下げを取り戻す展開となっている。結局、500ドル超上昇して終えた。

 FOMCは全体的には想定よりもタカ派な印象だったが、市場は全会合での利上げを事前に織り込んでいた面もあったことから、ある種の材料出尽くし感が出たのかもしれない。これ以上はタカ派にはならないと感じた可能性もありそうだ。注目のバランスシート縮小については、具体的な時期は示さなかったが、パウエル議長は早ければ5月にも発表の可能性を示していた。そのほか、議長はインフレについて、前月比では落ち着くとの見通しにも言及した。

 一方、きょうは売りが強まっていた中国株が買い戻されている。中国政府が景気浮揚策を打ち出すのではとの期待が膨らんでいる。

 テスラ<TSLA>やリビアン<RIVN>といった電気自動車(EV)株が上昇。前日のテスラに引き続き、中国のBYDが値上げを発表したことを好感。

 スターバックス<SBUX>が上昇。同社はジョンソンCEOが退任し、創業者のシュルツ氏が暫定復帰する人事を発表した。シュルツ氏が取締役に復帰し、日々の経営に携わるほか、同社が秋までに完了予定の新リーダー探しを支援する。

 きょうは半導体関連株も買い戻しが強まる中、マイクロン・テクノロジー<MU>の買いが目立った。アナリストが投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げた。

 百貨店のコールズ<KSS>に買いが強まった。カナダの百貨店チェーン、ハドソンズ・ベイが買収を検討していると報じられている。アクシオスが関係者の話として伝えた。また、投資会社のサイカモアも買収提案を検討しているという。

 ロッキード・マーチン<LMT>が下落。ウクライナとロシアの停戦協議への期待感が膨らむ中で、防衛関連株は利益確定売りに押されている。一方、米国防総省が次期予算で同社のF-35戦闘機を61機発注する予定との報道が伝わった。当初の計画より33機少ない。

スターバックス<SBUX> 87.41(+4.29 +5.16%)
マイクロン<MU> 79.67(+6.56 +8.97%)
コールズ<KSS> 63.11(+9.29 +17.26%)
ロッキード・マーチン<LMT> 421.34(-27.33 -6.09%)

アリババ<BABA> 104.98(+28.22 +36.76%)
テンセント<TCEHY> 52.60(+13.18 +33.43%)
バイドゥ(百度)<BIDU> 150.87(+42.49 +39.20%)

アップル<AAPL> 159.59(+4.50 +2.90%)
マイクロソフト<MSFT> 294.39(+7.24 +2.52%)
アマゾン<AMZN> 3062.08(+114.75 +3.89%)
アルファベットC<GOOG> 2673.81(+80.60 +3.11%)
テスラ<TSLA> 840.23(+38.34 +4.78%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 203.63(+11.60 +6.04%)
AMD<AMD> 115.37(+6.04 +5.52%)
エヌビディア<NVDA> 244.96(+15.23 +6.63%)
ツイッター<TWTR> 35.37(+1.40 +4.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

ヒロセ通商 58

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 107
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 95
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 98
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます