コカコーラが決算発表 販売量のトレンド好調が印象的との声も=米国株個別
コカコーラ<KO>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。アナリストからは、販売量のトレンドが引き続き好調なことが印象的との声も聞かれる。
消費者の外出先での需要が力強く、自宅外での販売がパンデミック以来初めて2019年の水準を上回った。また、在宅での力強さも持続しており、同社のスケールメリットの強さが浮き彫りになったと指摘している。
2022年は特に、価格、コストインフレ、為替、各地域の再開動向、そして、感染に対する人々の「新たな基準」に対する期待に焦点が当てられると見ているようだ。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.45ドル(予想:0.41ドル)
・売上高:94.7億ドル(予想:89.3億ドル)
・ユニットケース販売数量:+9%
炭酸飲料:+8%
水・エンハンスド・ウォーター・スポーツ飲料:+12%
・価格構成:+10%(予想:+6.1%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5~6%
・中核売上高:7~8%(予想:8.4%)
・FCF:約105億ドル
(NY時間09:54)
コカコーラ<KO> 61.95(+0.91 +1.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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