マッケソンが上昇 通期1株利益の見通しを上方修正=米国株個別
医薬品やケアマネジメントなどヘルスケア全般を手掛けるマッケソン<MCK>が上昇。10-12月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。米国での医薬品の販売が好調だった。通期のガイダンスも公表しており、1株利益の見通しを上方修正している。
アナリストは、同社のシリンダーはまだ、全て燃えていると指摘。欧州事業の売却を相殺するために約15億ドルの自社株買いを計画していることを、投資家は前向きに受け止めるべきとも指摘した。
(10-12月・第3四半期)
・1株利益(調整後):6.15ドル(予想:5.43ドル)
・売上高:686.1億ドル(予想:667.2億ドル)
米医薬品:550.4億ドル(予想:534.8億ドル)
処方箋:10.3億ドル(予想:10.1億ドル)
医療・外科系:30.8億ドル(予想:29.1億ドル)
海外:94.6億ドル(予想:89.8億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):23.55~23.95ドル(従来:22.35~22.95ドル)(予想:22.78ドル)
・売上高:8~10%増
・FCF:35~39億ドル
(NY時間14:37)
マケッソン<MCK> 268.05(+9.59 +3.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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