ドル円は比較的しっかりも、114円に届かず=東京為替概況
ドル円は比較的しっかりも、114円に届かず=東京為替概況
ドル円は前週末NY市場で株安を受けた円買いの動きが優勢となった。ロンドン市場で114円台を回復した後、113円60銭台まで値を落とした週の取引を終えると、週明けも同水準でスタート。リスク警戒の動きがドル円の重石となった。
しかし、東京市場に入ってからは買い戻しの動きが優勢に。株安が一服し、日経平均がプラスに転じたことも買い材料となり、ドル円は113円90銭台まで。しかし、114円ちょうど手前の売りに上値を抑えられている。
午前中にユーロ円が128円80銭台から129円10銭台まで上昇するなど、円買いの動きに一服感が広がったが、その後午後に入って値をとす動き。東京市場に入ってじりじりと値を落とすユーロドルの下げが午後に加速し、1.1320を割り込む中で対円でもユーロ売りに。
豪ドルが対ドルで0.7170台から0.7150台に値を落とすなど、午後に入ってドル円を除いてドルは全面高基調に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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