リビアン アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジ開始=米国株個別
電気自動車(EV)のスタートアップ企業リビアン<RVIN>が下落して取引が始まっている。きょうもIT・ハイテク株は売り先行で始まっており、その流れを受けているものと思われる。
ただ、きょうはアナリストが投資判断を「買い」、目標株価147ドルでカバレッジを開始したことが伝わっている。前日終値から40%の上昇を示唆。同アナリストは、リビアンはテスラと競争できる唯一のEVメーカーと称賛している。EV市場でかなりの市場シェアを獲得する能力を持っているという。魅力的な製品、管理、アマゾン<AMZN>との戦略的関係を持っており、EVポートフォリオに含まれるすべての重要な属性を兼ね備えているという。
一方、リスクとしては、激しい競争と執行の問題、そして、中国市場へのアクセス取得および拡大に要する膨大な資金調達の必要性があるという。
同社株は先月9日にナスダックに上場し、公開価格78ドルに対して、1週間で一時179ドル台半ばまで急上昇した。時価総額は一時フォルクスワーゲン(VW)を抜く場面も見られていたが、その後は戻り売りに押され、100ドル付近まで値を落としている。
(NY時間09:38)
リビアン<RIVN> 101.65(-3.02 -2.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。