ヴィクトリアズ・シークレットが決算受け大幅高 １株利益が予想上回り安心感広がる＝米国株個別

　女性用下着のヴィクトリアズ・シークレット＜VSCO＞が前日引け後に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、売上高は予想を若干下回ったものの、１株利益は予想を上回った。第４四半期のガイダンスも公表しており、予想を下回る１株利益の見通しを示している。

　ただ、株価は大幅高。同社は今年、Ｌブランズから分社化したものの、業績への懸念から軟調な動きが続いていた。今回の決算は力強い内容とは言えないものの、第３四半期の１株利益が予想を上回ったことは、投資家に安心感をもたらしたようだ。

　なお、Ｌブランズはバス＆ボディワークス＜BBWI＞に社名を変えて存続。好調な決算を発表していた。

（８－１０月・第３四半期）
・既存店売上高：4％（2019年比）
・1株利益（調整後）：0.81ドル（予想：0.70ドル）
・売上高：14.4億ドル（予想：14.6億ドル）

（１１－１月・第４四半期見通し）
・1株利益（調整後）：2.35～2.65ドル（予想：2.80ドル）
・売上高：0～3％

（NY時間13:46）
ヴィクトリアズ・シークレット＜VSCO＞　58.99（+8.48　+16.79%）
バス＆ボディワークス＜BBWI＞　78.94（+4.49　+6.02%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美