今後3カ月の米国債利回りの上昇範囲は限られるとの声も=NY為替

為替 

 きょうのNY為替市場でドル円は買いを加速させており、110.75円付近まで上げ幅を伸ばしている。きょうはドル買いがドル円をサポートしているが、中国の恒大集団の問題がひとまず一服し、市場も落ち着く中、改めて今週のFOMCを見直す動きがドル円をサポートしているものと思われる。

 FOMCを受けて市場では、11月の資産購入ペース縮小開始、来年第2四半期までに終了、そして、来年末には利上げ開始とのシナリオを描きつつあるようだ。タカ派な見方では利上げ開始は来年9月との予想も出ている。ドル円との正の相関が強い米国債利回りは本日、1.46%まで回復しており、その動きもドル円をサポートしているものとみられる。

 ただ一部からは、FRBの資産購入ペース縮小のスケジュール発表にもかかわらず、今後3カ月の米国債利回りの上昇範囲は限られるとの声も聞かれる。FRBは向こう6カ月間、資産購入ペースを縮小するだけで、停止することはない。そのため、10年債利回りの上値余地は限られるという。6カ月後の10年債利回りの水準は1.60%を予測している。

米国債利回り(NY時間11:59)
2年債   0.270(+0.009)
10年債  1.446(+0.016)
30年債  1.972(+0.032)
期待インフレ率  2.330(+0.003)
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 110.72 EUR/USD 1.1715 GBP/USD 1.3681

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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