【新興国通貨】休場明けの人民元、対ドルで6.47台~中国人民元
【新興国通貨】休場明けの人民元、対ドルで6.47台~中国人民元
月曜日、火曜日と連休となっていた中国市場。その間、市場では恒大集団の債務問題への懸念が広がり、オフショア人民元市場では元安の動きが広がっていた。ドルオフショア人民元(USD/CNH)は20日に6.4880を付け、昨日も6.4877、今朝は6.4874を付ける動きに。
しかし、懸念されている恒大集団の債務問題がらみで、利払いが行われるかどうかが注目されていた同社の23日の社債利払いについて、実施されると報じられたことで、警戒感が後退。USDCNHは6.4723前後に値を落とした。
中国市場がオープンする10時半前の発表ということもあり、CNY相場も大きな元安進行を避ける形でスタート。ドル人民元は連休前17日時点で6.4691前後まで上昇したと、6.4661前後で取引を終えていた。朝は6.4689前後でスタートし、6.4732まで。6.48台後半と付けていた連休中の動きからかなりの元安後退の流れに。
人民元は対円で16円91銭前後での推移。こちらも安値から少し戻している。
CNYJPY 16.91
執筆者 : MINKABU PRESS
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