米国の金融大手、英中銀のタカ派姿勢を背景にポンドに強気の見方
米国の金融大手モルガン・スタンレーでは、英国中央銀行(BOE)は世界の中央銀行の中でもタカ派の1つであると指摘し、ポンドに対する強気の見方を示した。
・ポンドは強気のトレンドを維持しており、スウェーデンクローナ(SEK)のようなタカ派の少ない中央銀行の通貨とのクロスでアウトパフォームすると予想している。
・BOEの政策立案者からの最近のコメントは強気であり、ベイリー総裁は8月の会合後、利上げの最低条件が満たされているかどうかについての議論で、委員の見方は均等に割れていたと述べた。
・BOEは労働市場の今秋の回復に注目している、よりタカ派の中央銀行の1つであると考えられる。
・ただし、ポンドドル主にドルの上下動によって振れる傾向のある通貨ペアであるため、ドルに対する強気な見方を踏まえると、値幅が限定される可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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