スノーフレークが決算受け上昇 法人需要が力強く楽観的な見通し示す=米国株個別
クラウドベースのデータプラットフォーム開発のスノーフレーク<SNOW>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、EBITDAは赤字だったものの予想ほどではなかったほか、売上高は予想を上回った。特に売上高の大半を占める製品売上高が2.55億ドルと予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の製品売上高の見通しを上方修正したほか、予想も上回っており、楽観的な見通しを示した。
アナリストからは目標株価の引き上げも出ている。法人需要が力強さに言及。同社は顧客のアプリケーションとネットワークの更新から恩恵を受けている。顧客は増え続けている複数の場所からの情報管理および分析の手段を求めており、ライバルのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の製品からの脅威にも直面していない」という。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.64ドル(予想:-0.15ドル)
・売上高:2.72億ドル(予想:2.57億ドル)
製品:2.55億ドル(予想:2.40億ドル)
プロフェッショナル・サービス:1760万ドル(予想:1710万ドル)
・営業利益率(調整後):-8%
・EBITDA:-1651万ドル(予想:-3982万ドル)
・顧客数:4990件(予想:4959件)
・売上継続率:169%(予想:159%)
(7-9月・第3四半期見通し)
・製品売上高:2.80~2.85億ドル(予想:2.71億ドル)
・営業利益率(調整後):-7%
(通期見通し)
・製品売上高:10.6~10.7億ドル(従来:10.2~10.4億ドル)(予想:10.4億ドル)
・営業利益率(調整後):-9%(従来:-17%)
(NY時間09:43)
スノーフレーク<SNOW> 299.34(+15.58 +5.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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