ファイバー・インターが決算受け大幅安 ガイダンスに失望感=米国株個別
ファイバー・インターナショナル<FVRR>が大幅安。同社は世界各国でフリーランスや中小企業向けにカタログサービスおよびオンライン市場プラットフォームを提供する。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを下方修正するなど、予想を下回る冴えない見通しを示したことが失望感に繋がっている模様。
同社は声明で、ここ数週間見られたパンデミック後の状況を反映させたと述べている。「人々は外でより多くの時間を過ごすようになり、オンライン画面に費やす時間が少なくなっている。それに伴うオンライン活動の減少は、新たなコホートの参加はより控えめになり、従来のコホートの活動も減少が予想される」と述べた。
※コホート
同じ属性を持つユーザーグループ。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.19ドル(予想:0.11ドル)
・売上高:7530万ドル(予想:7470万ドル)
・アクティブバイヤー:400万人
・EBITDA(調整後):740万ドル
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:6800~7200万ドル(予想:8010万ドル)
・EBITDA(調整後):250~350万ドル
(通期見通し)
・売上高:2800~2880万ドル(従来:3020~3080万ドル)(予想:3076万ドル)
・EBITDA(調整後):1200~1400万ドル(従来:1950~2450万ドル)
(NY時間14:58)
ファイバー・インター<FVRR> 174.15(-56.43 -24.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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