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【これからの見通し】リスク動向が混とんと、あすのECB理事会を控えて

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【これからの見通し】リスク動向が混とんと、あすのECB理事会を控えて

 今週は株式市場が不安定な動きをみせている。特段の目新しい材料には欠けるなかで、漠然とデルタ株の感染拡大が株式市場に調整圧力としてのしかかっているようだ。昨日は米株や欧州株が反発したが、月曜日の下げを消すには至らなかった。米10年債利回りは一時1.12%台まで急低下したあと、足元では1.21%付近へ上昇と、かなり不安定に上下動している。また、原油相場が先週から下げがきつくなっており、昨日はNY原油先物が65ドル近辺まで下押しされた。リスク資産から主要国債券へと資金が移動してきているようだ。

 そのなかで、あすにはECB理事会が開催される。直近の戦略見直しでは、インフレ目標の定義が2%を挟んでシンメトリカル(対称的)なものに変更され、より緩和的な目標に組み直された。そのなかで、あすの理事会ではフォワードガイダンスについての議論が示唆されている。デルタ変異種の感染拡大が脅威となるなかで、市場には一段と緩和色を濃くしたガイダンスを期待するムードもあるようだ。

 きょうはECB理事会を明日に控えていることもあって、積極的には動きにくい状況になりそうだ。まずは、市場の地合いを見極めるヒントとして、ロンドン市場で再びポンド売りが入るのかどうかをチェックしたいところ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は南アフリカ消費者物価指数(6月)、米MBA住宅ローン申請指数(07/10 - 07/16)など。原油相場にとっては米週間石油在庫統計が注目される。また、米20年債入札(240億ドル)が実施される予定。米主要企業決算は、ジョンソン・エンド・ジョンソン、コカ・コーラ、ベライゾン・コミュニケーションズ、テキサス・インスツルメンツなど。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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