ウッド氏の旗艦ETFに警鐘を鳴らす声も
著名ファンドマネジャーのキャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメントの代表的な上場投信信託(ETF)は、2000年に成長型ファンドに見られたバブル的な特徴を多く示しているとの警鐘を鳴らす声も出ており、同ETFが下落して利益が得られるオプション取引を組むよう投資家に勧めているという。ブルームバーグが伝えた。
ウッド氏の旗艦ETF「アーク・イノベーションETF(ARKK)」について、今年下期には米国債利回り上昇をきっかけに下落する可能性があるとみており、ブルトラップ(強気派のわなの反転入りを警告している。
大きな変革をもたらすテクノロジー銘柄よりも既存大型テクノロジー銘柄のアウトパフォーマンスが続いている状況に加え、利回り上昇がARKKの下げを加速させる原因になるかもしれないとも指摘した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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