【本日の見通し】米インフレ動向を注視
【本日の見通し】米インフレ動向を注視
本日は米消費者物価指数が発表される。
物価上昇が早期のテーパリング期待につながる格好となっており、
米国の物価動向への注目度が高まる展開となっている。
米国のインフレターゲットの対象はPCEデフレータであって消費者物価指数ではないが
類似指標であり、強弱変化の動向が似ているため、発表の早い消費者物価指数に注目が集まる。
前回は前年比5.0%、コア前年比3.8%という高い水準を記録し、
早期のテーパリング期待を後押しした。
今回は前年比4.9%とほぼ同水準が見込まれているうえ、
コアに関しては4.0%と前回を超える水準が見込まれており、
予想通りもしくはそれ以上の数字が出てくるとドル買いが強まる可能性がある。
発表までは様子見ムードも、下がると買いが出る流れか。
ドル円は110円をしっかり割り込むと短期の調整が出る可能性も、
基本的には下値しっかりの流れ。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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