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【これからの見通し】振幅しながらもドル売り優勢、週末はリスク動向落ち着くか

為替 

【これからの見通し】振幅しながらもドル売り優勢、週末はリスク動向落ち着くか

 今週はリスク動向が目まぐるしく変化し、落ち着かない週となっている。株式市場が高値波乱的な様相を呈しており、調整圧力が散見されている。米FOMC議事録では一部メンバーから出口戦略開始時期についての言及もあり、市場はサプライズの反応。また、原油相場が高値から反落。そして、ビットコインなど仮想通貨の急落が市場にショックを与える場面もあった。

 そのようななかで、市場は次第に落ち着きを見せてきている。昨日の米株は主要3指数そろい踏みで上昇した。米債利回りの上昇は一服しており、過度のインフレ警戒は影を潜めているようだ。市場では米金融当局は長期的な緩和政策継続姿勢を維持するとの見方に回帰してきている。一連の米経済統計発表では、好悪が入り乱れる状況となっており、経済回復について強気一辺倒でもないようだ。少なくとも、経済セクターや業種ごとの回復の強さに不均一性が強まっていることは指摘されよう。

 為替市場では振幅を伴いながらもドル指数が低下傾向を堅持している。特にユーロドルやポンドドルの上昇の動きが着実だ。米債利回りと英欧債利回りとの動きにやや「は行性」がみられている。イタリア債利回りの上昇などが目立っており、ユーロ買い・ドル売りにつながる面もあったようだ。この後のロンドン市場でも、ユーロドルやポンドドルが上昇するのかどうか注目されよう。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツ、ユーロ圏、英国、米国などの製造業PMI速報値(5月)が注目される。製造業の伸びが鈍化する予想が多く注意したいところ。その他では、カナダ小売売上高(3月) 、米中古住宅販売件数(4月)、ユーロ圏消費者信頼感・速報値(5月)などが発表される。

 発言イベント関連では、英中銀市場部門エクゼクティブディレクター・ハウザー氏の講演、ラガルドECB総裁の記者会見、カプラン・ダラス連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁など一連の米金融当局者のイベント参加が予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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