アジア株 台湾株は5日ぶり反発、首相がコロナ警戒レベル引き上げ否定で安心感広がる
アジア株 台湾株は5日ぶり反発、首相がコロナ警戒レベル引き上げ否定で安心感広がる
東京時間13:56現在
香港ハンセン指数 27981.51(+262.84 +0.95%)
中国上海総合指数 3471.17(+41.63 +1.21%)
台湾加権指数 15751.47(+81.37 +0.52%)
韓国総合株価指数 3151.87(+29.76 +0.95%)
豪ASX200指数 7029.70(+46.98 +0.67%)
インドSENSEX30種 48770.83(+80.03 +0.16%)
アジア株は総じて上昇、きのうの米株反発を好感した買いが続いている。ダウ平均は時間外でも120ドル上昇している。ナスダック先物も0.5%高と堅調。
台湾株は5営業日ぶりに反発している、ハイテクや消費財関連が買い戻されている。首相が新型コロナ警戒レベルを当面引き上げる必要はないとの見解を示したことで、市場では安心感が広がっているもよう。ただ、感染増加への警戒感は高まっている。また、感染増に伴う規制強化の可能性も依然として残っており、積極的に買い進める動きは見られない。台湾では2日続けて二桁台の新規感染者が確認された。他国に比べ少ないものの、コロナ封じ込めに成功したとされていた台湾で感染者が増加しつつあることに対し、市場は神経質になっている。
香港市場ではハイテクや銀行、医療品関連など幅広い銘柄が上昇している。アリババは4.0%安と下落率トップ。第4四半期決算で純利益が9年ぶりに赤字に転落したことが嫌気されている。独占禁止法違反による28億ドルの罰金が影響したもよう。
上海株は1.21%高、4月26日以来の高値をつけている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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