東京株式(寄り付き)=大きく売り優勢、米株安と円高警戒しリスクオフ
20日の東京株式市場は大きく売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比329円安の2万9355円と反落。
足もとリスク回避ムードが強まっている。前日の欧州株市場ではフランスを除き総じて軟調だったほか、米国株市場でもハイテク株や景気敏感株などが幅広く売られ、NYダウ、ナスダック総合指数ともに下落して取引を終えた。米長期金利は上昇したものの、外国為替市場ではドルを売る動きが顕著となり、1ドル=108円近辺まで急速にドル安・円高が進んだことも主力輸出株にネガティブ材料となっている。国内では大阪府をはじめ新型コロナウイルスへの感染者数が再拡大傾向にあることも、買いを手控えさせる要因。取引時間中はアジア株市場や米株先物、ドル円相場の動向などに影響を受けそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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