ウェルズ・ファーゴが反発 アルケゴス関連の声明で安心感も=米国株個別
ウェルズ・ファーゴが反発。ヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルのマージンコール問題で、前日の同社株は売りが強まっていたが、きょうは買い戻しが優勢となっている。アルケゴス絡みで21.4億ドル相当のブロック取引5件が同銀により実行され、同社も何らかの損失を出したのではとの懸念も高まっていた。しかし、同銀はこの日の声明で、すでにアルケゴス関連のエクスポージャーは残っておらず、損失も出ていないと発表したことで安心感が広がっているようだ。
しかし、市場からは、今回の件で同銀には風評被害リスクが発生する恐れがあり、規制当局が精査に入る可能性があるとの指摘も出ている。今回の件で同銀に課されている資産制限措置の解除が遅れる可能性があるという。
(NY時間14:45)
ウェルズ・ファーゴ 39.32(+0.88 +2.29%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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