GE、取締役会が1対8の株式併合を推奨 エアキャップとは合意=米国株個別
GEが続落。今週初に観測報道が伝わっていた同社の航空機リース部門を、アイルランドに本社を置く航空機リースのエアキャップと統合することで合意したことを正式に発表した。規模は300億ドル。GEは経営再建の一環として航空機部門の売却を行っており、2019年には航空機融資事業をアポロなどに売却していた。対象となる部門はGEキャピタル・アビエーション・サービス(GECAS)で、約1650機の航空機を所有し、航空機リース・融資事業を展開。
同社はまた、今年度の1株利益の見通しについて、従来の0.15~0.25ドルを維持した。市場予想の0.26ドルを下回っている。加えて、GEの取締役会は発行済み株式の水準を同等の時価総額の企業と調和させるために1対8の株式併合を推奨した。
(NY時間09:37)
GE 13.50(-0.51 -3.61%)
エアキャップ 52.88(-3.13 -5.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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