ドミノ・ピザが決算受け下落 人件費上昇や感染拡大が影響=米国株個別
ドミノ・ピザが下落。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、米既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益も予想を下回った。11月と12月に感染が拡大したことが影響したほか、人件費の上昇が利益を圧迫した。
市場では、パンデミックで昨年の春、夏にはデリバリーの需要は急増したものの、他のレストランがテイクアウトを手掛け始める中で、ビザへの需要は鈍化すると警告されていた。
同社のアリソンCEOは、2021年もテクノロジーに投資し、価値に焦点を合わせ続ける。これまで以上に、多くの人々が仕事を休んでおり、これらの不確実な経済状況下では価値が重要だ」と述べた。
また、向こう2~3年の見通しも公表しており、小売販売は6%~10%の成長を見込むほか、数量ベースでは6%~8%の伸びを見込んでいるとしている。
(10-12月・第4四半期)
・米既存店売上高:11.2%(予想:13.4%)
米フランチャイズ:11.4%(予想:13.5%)
米自社店舗:8.1%(予想:12.9%)
海外:7.3%(予想:5%)
・1株利益(調整後):3.46ドル(予想:3.90ドル)
・売上高:13.6億ドル(予想:13.9億ドル)
(NY時間14:30)
ドミノ・ピザ 337.70(-26.89 -7.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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