ツイッターが上昇 2023年までに年間売上高を2倍に拡大したい考え=米国株個別
ツイッターが商いを伴って大幅高。同社は2023年までに年間売上高を現在の2倍の75億ドルに拡大したい考えを示した。規制当局への提出文書で明らかになった。また、今後3年間でユーザーを平均20%増加させたいとし、2023年末までに1日アクティブユーザーを3.15億人に増やすことが目標。2020年第4四半期は1.92億人だった。
今回の事業目標は、2014年以降開催していないアナリスト説明会に先立って提出されたが、アナリスト説明会ではドーシーCEOを含む多くの幹部が様々な部門に関する最新情報を発表すると見られている。
同社はターゲット広告が年間収益の約86%を占めるが、フェイスブックやアルファベットなどの競合他社と比較して、市場シェアは僅か。しかし、同社は小規模なクライアント向けのサービスを構築することで売上高を伸ばす余地が多くあると述べている。
昨年はパンデミックによりオンラインで買い物をする消費者が増え、それに伴ってデジタル広告も増加し、同社にも追い風が吹いた。そのほか同社は、サブスクリプション事業などの他の収益を生み出す方法も模索している。
(NY時間10:09)
ツイッター 76.56(+4.64 +6.45%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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