東京株式(寄り付き)=売り先行、目先利益確定の動き
17日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比100円安の3万366円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウは最高値を更新したものの、ナスダック総合指数やS&P500指数は小幅ながらマイナス圏で着地するなど高安まちまちの展開となった。米追加経済対策やワクチン普及に伴う経済回復期待からマーケット心理は強気優勢ながら、目先利益確定売りで上値の重さも意識されている。東京市場では今週に入ってから日経平均が2営業日で900円以上の上昇をみせ、3万円大台ラインを一気に回復したが、上昇ピッチが速すぎることへの警戒感も浮上しており、きょうは利益確定の動きにやや押される展開で始まった。ただ、足もと外国為替市場で円安が進んでいることは主力株中心に追い風材料となり、押し目買い意欲も旺盛で底堅さを発揮しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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