大麻株は本日も買い集める 個人投資家の買い呼び込む=米国株個別
本日もティルレイ、アフリアといった医療用大麻株の上昇が目立っている。前日は複数の米民主党上院議員が2021年序盤にマリファナ使用に関する包括的改革を目指すと述べたことが買い手掛かりとなり、買い物を集めていたが、きょうも同様の展開が続いている。
シューマー米上院院内総務を含む米民主党の複数の上院議員は、「米連邦のマリファナ禁止を解除することは、全米の有色人種コミュニティに与えた何十年にも渡る障害を終わらせるために必要だ」と述べていた。アナリストからも「シューマー院内総務が共和党のマコネル上院院内総務から主導権を獲得したことで、マリファナ使用の合法化の可能性が高まっており、法案がバイデン大統領の机上に置かれるチャンスが高まった」との指摘が出ている。
市場の一部からは低位株ということもあり、ティルレイは浮動株に対する売り残比率が1月15日時点のデータで30%と比較的高水準で推移していることもあり、ゲームストップやAMCと同様の買いの流れが入っているのかもしれないとの指摘も聞かれる。
(NY時間10:59)
ティルレイ 28.24(+4.75 +20.20%)
アフリア 17.06(+2.32 +15.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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